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《ファンダメンタルズ》円高ドル安にBETすべき理由〜トランプリスクとEU加盟国の離脱問題〜

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月間100pipsを何とか継続して獲得できている私ですが、現在のドル高ムードが非常に危険であると感じています。

今回は大暴落で痛い目に合う前に押さえておきたいリスクについてまとめました。

Dee
2017年3月に追記更新しました

円安ドル高はいつまで続くのか?

「ミレニアル世代(18歳~34歳)」におけるクリントンとトランプへの支持率はそれぞれ56%対20%だったそうで、メール問題こそあったものの圧倒的にヒラリー・クリントン優勢のまま終了・・・

と誰もが考えていましたが、大どんでん返しでまさかのトランプ氏が勝利しました。

「〜の方がマシ」という消去法での投票にすらなると言われていた忘れることない2016年の大統領選も蓋を開けてみれば改革派のトランプ氏が大差で勝利し、米国第一主義、強い米国を望むアメリカ人が多かったことが顕在化する結果に

円安円高サイクルは8年周期で巡っていると言われており、2017年は本来円高サイクル真っ只中です。

サイクルを否定する為替動向には強い材料が必要ですが、ヒラリーなら円高、トランプなら超円高という円安になる可能性が限りなく低い中、トランプ氏のコメントが今までの暴言王とは打って変わって「世界のパートナーシップでありたい。」と紳士的な一面が。

為替市場は10円以上の乱高下となる波乱の展開になりました。

未だ残るヒラリー・クリントン支持層

オバマ政権では国務長官を務め、ビル・クリントン前大統領の夫人でファーストレディの経験が有り知名度は抜群でした。

FBIが敢行したメール問題調査により形勢が疑われる局面があり、それが期日前投票の時期であった事も向かい風になり落選。

同年6月にはイギリスのEU離脱を問う国民投票が行われ、当初予想されていた残留を覆し、まさかまさかの離脱になった事から投資家の間では大統領選においても最後の最後まで分からないという緊張感の中、やはり事前の世論調査はあてにならないという結果となりました。

<ヒラリーが打ち出した政策の一部>

  • 雇用創出
  • インフラ整備
  • 最低賃金の引き上げ
  • 男女間格差の解消
  • 処方箋医薬品の薬価引き下げ
  • 犯罪司法制度の改革
  • 大学費用の負担軽減
  • 移民制度改革
  • 富裕層へ焦点を当てた増税改革

最後に挙げた増税改革では年収500万ドル以上の世帯へ4%の上乗せ税を課す事により年間1億ドルの歳入増加するというものでした。

一方でGDPが0.1%ダウンし、雇用が30万人ダウンという説について正反対の政策を打ち出すトランプと真っ向から対立する事に。

円安ドル高を真っ向否定するドナルド・トランプの政策

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「暴言王」米国第一主義で各国からの非難も絶えませんでした。

政策としては過激なものが多く、一部を抜粋すると

  • 不法移民の抑止
  • 国境管理の強化
  • 中国との国交強化
  • 環太平洋経済連携協定(TPP)の改定
  • 全国民への減税政策

最後に挙げた減税政策では特にヒラリーと正反対の考え方で、

個人の最高税率を40%から25%へ、法人は35%から15%へ引き下げる事によりGDPは1%上がる、その結果500万人の雇用創出が可能になる一方で、歳入額が1兆ドル減少と財政悪化が懸念されておりました。

短期的には円安ドル高を示唆するテクニカルチャート

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↑月足チャート

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↑週足チャート

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↑日足チャート

トランプリスクが払拭された事で一安心の相場ですが、トランプが円安を促進するとも言えず、12月のFF金利引き上げ迄はご祝儀相場が続きそうです。

追記:予想通りドルは現在115円前後のもみ合い相場になっている。

2017年度以降も継続して金利引き上げが行われるかは疑問で円安方面には大きくBETしたくない環境にあるとは思います。

ですが、チャートだけを見ると長く続いていた円高サイクルが日足チャートの200日線を上抜けし、短期的には円安方面に動きそうなので、浅いポイントでドル売りも仕掛けたくない悩ましいチャートになっています。

結局読みとしてはどうなんだという話ですが、長期目線では100円割れが来る可能性があると思います。

リスクは後から降って湧いた様に出てきて一気に売り込まれるのが相場ですので、向こう1年のトレードスタンスは戻り売りがベースになりそうです。

円高ドル安なのか円安ドル高なのか?

予想が外れたアナリストの言い訳ほどイラつくものはありません。

アベノミクスを「アホノミクス」と呼び万年に渡り超円高危機論を提唱しているエコノミストの浜矩子氏なども本当に何なのだろうかと思う。

私は別に何の専門家でもありませんが、自身が’その時何に基づいてどういう予測をしたのか’について後から自分を正当化しない様に努めていますし、その事が個人トレーダーが負けない為に必要な能力だと思っています。

2016年には各国で政権交代がありましたし、英国のEU離脱問題について一つの節目を迎えた事で、今後のトレードで負けない為には予測した展開が大まかハズレではない事が大前提で、予測に対する検証結果も必要だと思います。

ですので、今回は記事を投稿して終了でなく、徹底検証する為にも一定期間ごとに追記を加えたいと思います。

<結果検証:追記予定>

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