ポツダム宣言で終戦してからもう70年の月日が経ちました。
この間、米国やヨーロッパ諸国、日本などの先進国は著しい成長を遂げ、’核’に関しても自粛方向で日々議論されています。
日本の憲法第9条の平和に関する内容はGHQのマッカーサーが作成したもので、集団的自衛権など9条改正案の話題も頻出する中ではあるものの、日本の’同盟関係’により戦争の標的にされる事なく何とか凌いできました。
しかし、この’同盟関係’が日本を戦争に強制参加させられる一つの可能性にもなっているの現状です。
目次
北朝鮮がミサイルを発射し続ける理由
金正日が死去し、その息子金正恩が総書記になって以降、北朝鮮の核開発レベルは高次元の域に達しています。
何故彼らが頻繁に日本海にミサイルを落としているのか下記にまとめてみました。
- アメリカへ武力アピールする事で協議に応じさせたい意向
- イスラム系中東地区への武器輸出PRとして
- 「強い北朝鮮」を演出し国内の求心力を強めたい
- 韓国への武力牽制
↑着弾場所を’間違って’しまったとしたら?
また、近年では金正恩の精神状態が危険な状態にあると専門家が口を揃え分析されており、いつ日本とその同盟各国にミサイルが飛んできてもおかしくはない状況です。
ですが、日本よりももっと一番危険な状態にあるのは韓国です。
韓国と南北戦争が勃発してもおかしくない程に緊迫しています。
↑軍服姿で徹底抗戦の意思を表明した大統領
米軍基地を巡る日本とアメリカ、そしてアメリカを意識する’北朝鮮’
米国のトランプ新大統領は核に対しては反対派の考えの人物で知られますが、「暴言王」が目を覚ました時に危険国への思いきった経済制裁が施行される可能性はゼロではありません。
↑アメリカ軍基地が集中する沖縄は絶好の戦争標的地区
武力の脅威をちらつかせることで米国との関係に迫りたい北朝鮮が開き直った時に日本にある小さなアメリカ「米軍基地」近辺へミサイルを落とす懸念が有り、果たしてその時に暴言王トランプはそれを黙って見過ごす人物なのでしょうか?
↑暴言王はこれから戦争を防げるのか?
北朝鮮を巡ってはアメリカと韓国が鍵を握っており、長い目で見れば日本が巻き添えを食らう可能性が極めて高い状況です。
アメリカと急接近しているロシア
ロシアのプーチン大統領は元々KGB(ソ連国家保安委員会)の出身で生粋の軍人である事はあまりにも有名です。
オバマ政権では関係が進展しなかった一方で、トランプ新大統領がプーチンを称賛しているという情報の元、ロシア側も友好の意を示し始めています。
このロシアは2014年のウクライナ騒乱以降、クリミア地区に軍事介入するなど領土問題を常に抱えています。というか仕掛けています。
日本も北方領土問題がいつになってもロシアと折り合いがつかず、他人事では無いのが現状です。
ロシアの思惑①ユーラシア連合構想
<参加国>
- ロシア
- ベラルーシ
- カザフスタン
- ウズベキスタン
- タジキスタン
- キルギス
そして元々シリア紛争では米国と対立していました。
↑ラブロフ外相「アメリカは事実上テロリストを支援している」
欧州連合と対立するロシア、ロシアと急接近しているアメリカと欧州連合の関係性はどうなるのでしょうか。
特に東ヨーロッパ〜中東アジア地域は紛争地区が多く、ロシアとアメリカ各々の同盟関係や領土・連合問題の延長線上でとりわけロシアがネックになり戦争が勃発する可能性が高いと言われます。
イスラム国(IS)が建国されてしまった事のリスク
イラクとシリアを中心に活動するイスラム過激派組織で世界的には国家として認められておりませんが、自称「イスラム国」を一方的に名乗っており、やはり危険なシリア地区。
外国人人質の身代金をはじめ石油や武器の密輸が収入源で旧イスラム地区への聖戦(ジハード)を目的にしており、他宗教エリアからの奪還を目的にしています。
イラク戦争の発端となった911にも関与するテロリスト集団です。
絶えずテロを繰り返しており、いつどの国が標的になるか分かりません。
第三次世界大戦の可能性や専門家の予言は?
- 北朝鮮
- ロシア
- イスラム国
この3つの国が発端で第三次世界戦争のトリガーが引かれるのではないかと専門家の間では予測されています。
投資家の間でもリスクとしてこの3国は念頭に置いており、そういった意味では為替情勢的にも常に円高リスクにさらされている情勢で、安易なリスクオン(ドル高)方向にはより一層エントリーしたくないものです。