面倒くさい会社の飲み会、司会や幹事、挨拶などを依頼されると本当に憂鬱になってしまいますよね。
今回は会社に所属している人は絶対に押さておきたい要所要所のポイントを徹底調査してまとめてみました!
目次
忘年会や新年会の一連の流れ(幹事・司会者)
まずは会の全体像を掴む為に司会者の視点からスタートしましょう。
司会者(幹事)から開会の挨拶
定刻になり人数が集まってきた所でさあスタートです。
「それではこれより、〇〇〇の〇〇会を始めます。」
不慣れな方は先にエクスキューズしておくのも有りです。その場合は、
「司会進行は私〇〇が務めさせていただきます、進行が不慣れ(初めて)なもので本日はどうか温かい目で見て頂ければ幸いです。それではよろしくお願いいたします。」
といった形で伝えればOKです。
乾杯の挨拶前に責任者を指名する場合は先に一言頂く
乾杯とは別に一言もらう場合とそうでない場合がありますが、人数が多い忘年会ゆえに重要な役職の人が多数の場合、乾杯前に一言挨拶をもらうケースがあります。
この辺は事前に必要性の有無を確認しておきましょうね。
「まず乾杯の前に、〇〇支店長より一言ご挨拶をいただきたいと思います。」
「〇〇支店長、よろしくお願いいたします。」
↓(挨拶終了)
「〇〇支店長、ありがとうございました。」
乾杯の音頭を指名し発声して頂く
こちらの乾杯音頭は必須になります。
指名する方には事前に「指名の旨」お伝えしておく必要があります。
突発的に振られて気を悪くされては司会進行としてNGだからです。
「それでは、〇〇〇課長に乾杯の音頭をお願いしたいと思います。」
「皆さま各自グラスのご用意をお願いいたします。」
「〇〇〇課長、よろしくお願いいたします。」
↓(挨拶終了)
「〇〇〇課長、ありがとうございました。それではしばしご歓談にてお過ごしてください。」
忘年会や新年会の中盤に催し物を入れる場合
組織によっては表彰式であったり、ビンゴゲーム大会だったり、余興だったりと様々あると思います。
《表彰式》
「大変お待たせいたしました。それではこれより〇〇の表彰式に移ります。」
「表彰式にあたりまして、〇〇部長より表彰状を授与頂きたいと思います。〇〇部長、よろしくお願いいたします。」
《ビンゴゲーム》
「大変お待たせいたしました。それではこれより恒例のゲーム大会に参りたいと思います。」
「今年は例年よりも豪華な賞品を沢山取り揃えております。皆さん張り切ってご参加下さい。」
この辺の司会業はアドリブも必要になってくるので、本当に気疲れしてしまう部分だと思います。
最初から上手く出来る人はいませんので、場数を踏んで訓練していくしか上達方法ありません。

忘年会や新年会が終盤になり締めの挨拶のタイミングに差し掛かったら
「宴たけなわではございますが、お時間も迫ってまいりましたので、〇〇社長より締めのご挨拶を頂戴したいと思います。」
「〇〇社長、よろしくお願いいたします。」
ここでは最も役職が上位の人に最後の締めを指名するのが一般的です。
これで一連のざっくりとした進行の流れは終了です。
適宜言葉を選んで臨機応変に進行してかなければならないので、非常に難しいですが1度やれば慣れていきますので、必要最低限の流れだけは押さえておきましょう!
忘年会や新年会開始前の司会(幹事)挨拶
2〜3分以内にまとめて長くなりすぎない点が最重要ポイントになります。
- 今年一年を振り返って感想(もしくは抱負)を簡単に述べる
- 会の目的を述べる
この2つに尽きますが、例え業績や会社の状況が悪かったとしても、
「〜ではありましたが」
「〜のおかげさまで今年も1年」
「何とか〜出来ました」
「今年も1年〜ましょう」
…など前向きなムードを作る必要があります。
忘年会や新年会終了となる締めの挨拶(言葉)
- 全員を歓迎する言葉を選ぶ
- 司会者や幹事などと協力して、全員で場をつくるよう意識
- 大きな声を出し一人一人の顔を見て話す
- 身振り手振りを加え、よりスピーチを引き立てる
- 季節や社会、グループの時報を入れても良い
この様に出席者の一年間を労うコメントや今後の意気込みを交えた前向きな言葉選びが必要になります。
このコメントをする頃には結構酔ってしまっているかと思うので、あらかじてその点だけ押さえておきたいものです。
一本締めなど、いくつもある締めの音頭発声方法
一本締め
「よーお、パパパン、パパパン、パパパンパン」
一丁締め
「よーおっ、ポン」
三本締め
「よーお、パパパン、パパパン、パパパンパン」
「よっ」
「よーお、パパパン、パパパン、パパパンパン」
「もう一本」
「よーお、パパパン、パパパン、パパパンパン」
「ありがとうございました」
まとめ
会の司会進行は期待出来ない人には任されないという話もありますので、振られた時は、
「特命を任された」
という心づもりで前向きに捉えましょう。
面倒な会社の忘年会業務も上手くこなせば社内的な評価は上がりますので、是非やらかす事なく無事に務めあげて下さい。