Googleは検索上位サイトの査定に200以上のアルゴリズムを組み込んで採点している事はweb関係者の間では周知の事実です。
今回はGoogleだけでなくサイト閲覧者の快適性に直結するサイトの読み込み速度の採点・改善ツールについて解説していきます。
サイト読み込み速度をスコアで採点「GTmetrix」
言わずと知れた海外の老舗サイトです。
調査サイトのURLを入力後、青のボタン「Analyze」をクリックするだけで測定可能です。超簡単です!
今回は私のサイトで試してみましょう!
読み込みに3分くらい時間を要しますので、のんびり待ってください。
そして結果が出ると下記が表示されます。
ここで表記されているスコアについて知っておこう!
Page Speed Grade
Google社のサイト速度計測サービスの「Page Speed」 のサイト評価
私のサイトはE評価という事で非常に低い結果に・・・。
YSlow Grade
Yahoo社のサイト速度計測サービスの「YSlow」 のサイト評価
Googleからの評価よりもさらに1段階下、F評価(笑)
他大手サイトの評価スコアを参考に自サイトを知ろう!
スティンガーやアフィンガーなどワードプレステーマ開発者で有名な「ENJILOG」さんのスコアです。
エンジニアのサイトなので高スコアだろうと思いましたが結果は下記です。
ENJILOG
私のサイトよりもスコアとしては低い結果が出ています。
こちらのサイトはたくさんのキーワードで検索上位を維持しているのでその事を考えると、サイトの表示速度はそこまで検索上位アルゴリズムの中で重要じゃないのではないか?という話にもなりますね。
続いてSEO施策のプロ「バズ部」さんの結果を見てみましょう!
バズ部
さすがバズ部さん、思わずSEO施策を依頼したくなる様なお手本的な結果ですね。
どこでこんなに差が出るのか考えてみたんですが、サーバーかなぁという風に思います。
専用クラウドサーバーで運営していればサイトの表示速度にも大きく寄与するはず。共有サーバーとは違いますよね。
続いてLIGさんの結果を見てましょう!
LIG
想像していたスコアとは違いましたね。バズ部もLIGも企業ですけど、やはりこの差はサーバー?或いは画像の使用量にもよるかもしれません。
もしくはキャッシュ系プラグインの使用有無でしょうか。
こういった形でスコアで可視化する事で自己満足から脱却が出来ます。
しかしここまで私が書いてきた「〜なんじゃないか?」の様な疑問系での改善対策や読みだけではいつまで経っても解決出来ません。
そんな時により具体的に把握するには下記ツールがオススメです。
具体的な修正案をくれる「Page Speed Insights」
参考https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
Googleが提供するツールでより具体的に修正すべき内容を知ることが可能になります。例えば私のサイトはこの様な結果が出ました。
いかがでしょう?!より具体的な提案を貰うことが出来ます。
これに沿って修正を行うことで先ほどのスコアも改善できるはずです。
まとめ
SEO施策も始めたらキリが無い程にたくさんありますが、サイトの表示速度はユーザーの満足度に直接的に影響しますから出来れば改善したいところです。
一方でサイトの表示速度でスコアが低くても検索上位を維持しているENJILOGさんを考えると、検索上位アルゴリズムの中では影響度はそこまで大きくないのではないかという仮説検証にもなりました。