先日コンビニの小便用トイレに立ち寄った際、無意識的に自分が何者かにコントロールされている事に気づいた。
一心不乱に「◉」めがけて放尿している自分!
今回はトイレ業界が開発したあのターゲットマークと新しいトイレの理想郷について考えてみたい。
目次
(冒頭所感)どんなに注意してもきちんと用を足せない男たち
「座ってオシッコしてっていつも言ってるじゃない!!!」
ついスタンディングで用を足してしまった時、普段より大きい着水音を聞いた妻から私はいつも怒られている。
私のマグナムはいつも暴発気味で稀に2方向への着水に至るほどの暴投投手なので、怒られてしまうのも頷ける。
しかし、これは私に限ったことではないはず。
コンビニや公共機関のトイレを借りるといつも「なぜここまで・・・」という、まるで野良犬が引っ掛けていった様な痕跡を発見することも少なくない。
おそらくそんなどうしようもない男たちへの対策として生まれたのが’あのターゲット’なのだろうと思った。
トイレ業界による’男たち’への様々な対策
単なる「◉」以外にも害虫やオバケなど様々なマークがありますが、こういったロゴが採用されているのは「コイツをやっつけないと。」という古来から続く男性の狩りの本能を突いていると言えます。
しかも最近のターゲットシールは実にユニークでオシッコをかけると上記の様に一部が消え、しっかりとミッションをコンプリートしてくれた男性へ達成感という贈り物をくれる仕様になっています。
ターゲットマークについてはTOTOが高度経済成長期(80年代〜)からマークの印字された便器を販売していたそうで、意外にも歴史が深く、しかしなかなか解決しない事で現在も長期戦が続いている状況です。
その他にも店主たちによる様々な防衛策がある↓
このポスターを見ると何故か「!!!…(ウム)」と感じてしまい、感謝の気持ちを裏切らない様につい丁寧に用を足してしまいます。(それで良いのですが)
世の男性の見えない所でたくさんの対策が講じられており、多くの男性がそのマインドコントロールに掛かっています。
騙された気持ちにならずに進んでマナーを守りたくなる仕組みがあったら良いなという事で妄想を膨らませました。
誰もが素直になる!?ドリームトイレ案①『公式イメージガールたちからのお礼動画配信』
ターゲットにきちんと的中させている間、目の前のディスプレイに表示されたカワイイギャルたちから「いつもキレイに使ってくれてありがとう♬またキレイに使ってね!」的な動画が流れる。
ちょっとこっぱずかしいですが、効果は見込めそうです。
正直配信ガールが水着ギャルだったら私は1mmもズラさずに着水する自信がある!
この部分にまずディスプレイ画面を内蔵もしくは外付け可能になる事が大前提、かつ男性便所で動画が流れてもOKな寛容な女性がいるかどうかもネックです。
ターゲットに的中された時に反応するセンサー機能も必要になります。
辛い時も自然に気分転換!ドリームトイレ案②『今日のトイレ占い配信』
個人的に占いやおみくじは娯楽の一種で気分転換を図るためのツールだと考えています。
トイレに行くというのは生理現象である一方で気分転換を図るにはうってつけのスポットでもありますので、
ターゲットへきちんと的中させた場合に星座占いや血液型占い、おみくじが5秒程度流れるという仕様。
もちろん野良犬の様な男がいたら「大凶」という贈り物をお見舞いしてやりたい!!
ここまでで述べた’ターゲットへきちんと的中させた場合’という概念は「連続〇〇秒以上的中」という風にすべきですね。
見習いクリエイターによる超短編コンテンツ配信!ドリームトイレ案③『おしっこ総選挙』
クリエイターと言うのは見られてナンボ、注目されなきゃやっていけない職業です。
世に発信したくても中々チャンスが無い人は大勢いる。
そういう人たちに「トイレは綺麗に使おう」のテーマでコンテンツを募集して、ランダムで配信する。正面センサーで使用認識をかければ良いだけなので、可能なはず。
オシッコのターゲットマークを左右二箇所用意し、センサー認識の上で着水場所をコントロールして頂くことで投票を行うシステム。
「いいね!」できるコンテンツに投票して頂きながらマナーアップを図る。
これらが実現するにはディスプレイやセンサーが必要になるが、ディスプレイに関しては素晴らしい企業を見つけました。
Show Time(株式会社アイティネット)
株式会社アイティネットは、公共施設等のトイレの男性用便器上部スペースに、ディスプレイを設置し、利用者が動画閲覧することで清掃管理費用を生み出す、“利用者が動画を見ることでキレイになるトイレ”を目指した広告媒体「SHOW TIME」をリリースします。
引用:株式会社アイティネット様
まさにこれです!このディスプレイに何を流すか、ソフトが重要です。
センサーに関しては埋め込み式が望ましいですが、現実的じゃないと思うので尿の熱で認証が可能な後付けハードなら不可能ではないはず。
この企業が是非センサーも開発してくれれば・・・
まとめ
たわ言に華を咲かせてしまいましたが、世の男たちがキレイに使用してくれさえすれば済む話なんです。
しかし月日が経っても全然改善されないのが現状なのではないでしょうか?
こうなったら楽しませながらマナーを向上させるしかないと思います。
現状のターゲットマークも悪くありませんが、一生懸命そこに着水しようとしていた瞬間の何とも言えない哀愁感・・・
誰かトイレのマナーアップをアミューズメントで解決してくれー!!!