レシピ管理のアプリがある!
けど、有料です。
有料ってことはそれなりの価値があるんだよなぁ?って事で調べてみたら、素晴らしいツールでした!
そんでは、早速紹介に移りましょう!
法人向けのレシピ管理ツール『レシプロ』
まず、このツールの最大の美点は’原価コストを直感的に計算して皆で共有できる’コト。
一般的に飲食店では大手チェーン化した場合にはマニュアルは必ず存在すると思います。
しかし、そのマニュアルに原価計算はしっかり刻まれていますでしょうか?
法人化して規模が大きくなるほど社員の利益換算意識というのは低下していく傾向にありますが、いかがでしょうか?
この辺の問題を解決してくれるのが『レシプロ』になります。
『レシプロ』の機能詳細
このキャプチャをご覧いただいて分かる通り、このツールの最大の売りはやはりコスト管理の是正にあります。
細かい仕入費用でも積み重なれば莫大な額になりますし、事業規模が拡大すればするほど利用料以上に無駄な材料コストが高くついてしまう点をこのツールは改善してくれます!
レシピを作る
- レシピ名の登録
- カテゴリーの登録
- 料理写真の登録
- 取引食材からの登録
- 食材の直接入力
- 食材キーワード検索
- 分類ごとの食材表示
- 取引企業ごとの食材表示
- 食材の使用量を登録
- 原価計算機能
- 売値の登録
- 原価率のグラフ表示
- レシピの作り方登録
創作料理などが入る飲食店ではサービス内容の均一化も重要です。
「昨日はイマイチだったけど、今日は美味かった」
こんな事態への対策になりそうなメイン機能となっています。
レシピを見る
- カテゴリー別表示
- 状態マークの表示
- レシピ詳細
編集する
- レシピ編集
- 料理名の編集
- 画像の編集
- カテゴリー変更
- 量や単位の変更
- 売値の変更
- 食材の追加・削除
- 代替食材を探す
- 原価再計算
編集する人間を経営者だけにするのか幹部社員にもその権威を与えるのか、はたまたバイトにもしっかり認識させるのか?
この辺の基盤作りを明確化する意味でもこのツールは有効になりそうですね。
個人的には社員には全員共有させたいと思いますが、やっぱりバイトまで入れるとレシピの知識財産の流用も懸念されるのでその点を踏まえた運用は必要になりそうです。
アラート機能
- 食材価格変動アラート
- その他お知らせアラート
メニューブックを作る
- メニューブックの登録
- セクション制作・レシピからのメニュー選択
- セクションごとの原価率グラフ表示・メニュー全体の原価率グラフ表示
その他機能
- カテゴリーの登録・削除
- 単位の登録・削除
- 新規ユーザー登録
- ユーザーID自動作成
- パスワード自動生成
- ユーザー権限の付与
- ユーザーの編集・削除
- ユーザーのログイン履歴表示
個人的に思うにこのツールが最適な法人は1店舗で独立した後に2店舗目、3店舗目の開店を試みる飲食店が代表取締役以外の部下との濃密な情報共有を達成する場合に非常に有効だと考えています。
特に原価計算から仕入れの部分では具体的な数値化で目標達成をしなければ、店舗責任者の主観が入るので経営戦略の上ではサービスの均一化も重要な要素です。
数十〜数百店舗規模よりも少数規模のベンチャー的な法人に向くと思う理由は料金面にもあります。
部下からのレシピ提案の敷居も下げてくれる事になるので、その点も魅力に感じました。
『レシプロ』の利用料金
月額12000円/1店舗
※最初の2ヶ月無料
100店舗なら120万円のコストになるので決して馬鹿にならない金額になります。
大手チェーンは中々導入しづらいコストですね。
しかし逆に、これから事業規模を拡大させたい経営者にとっては自身のベクトルの共有という意味で『レシプロ』の様な今までに無かったツールはアリではないでしょうか?
こんな法人に最適
- 原価率を従業員全員で意識・把握したい
- 仕入管理費用の是正をテストしたい
- スタッフからの創作レシピの採用を図りたい
- 社員の主体性を向上させたい
- 店舗売上とは別の評価査定を模索している
過去記事でロボットが接客産業に狼煙をあげて参入してくる点について書きました。
実際に飲食店のサービスを創り出すのはそこで働くスタッフから生まれるという意味では、惰性でなくある種、起業マインドも身につけて貰いながら独立性を培わせて社員育成していく面も非常に重要な要素です。
テクノロジーが進歩してくれている今のご時世だからこそ、こういったツールを上手く導入する戦略性も今後の経営者の手腕を問うモノになっていくかもしれませんね!