バリューコマースから出た新機能「おまかせ広告」を使ってたので、早速レビューする。

アフィリエイトが超絶楽に!バリューコマースの『おまかせ広告』
従来までのアフィリエイト作業は広告案件を探す作業や承認非承認の兼ね合いなど、非常に面倒で時間的なコストも避けられないのが現状でした。
- 記事にマッチする広告を探すのに時間がかかる
- 良い案件を見つけて申請しても非承認を受ける
- バナーリンクの貼り替えが面倒くさすぎる
Googleアドセンスの場合、1クリックあたりの収益は担保されますが、ユーザーがそこから何らかの成約アクションを起こした場合においても獲得できる利益はクリック単価のみです。
過去記事の「Googleアドセンスなどのアドネットワーク広告はオワコン化へ『ブラウザシェアから見えた広告ブロック機能の未来』」でも述べた様に2018年以降はアドネットワーク型広告の未来に暗雲が立ち込めている中、バリューコマースの「おまかせ広告」はもしかしたらブロガーを救う救世主になるかもしれません。
- バリューコマース側が自動で記事にマッチする案件を選定・表示
- 承認・非承認の申請労力がカット
- 案件が終了した際のリンク貼り替え等が一切不要
ちなみに実験で導入した私のサブサイトに表示される広告を2つキャプチャします。
※上記はキャプチャです。
wifiルーターと女性向けの水着に関する広告がこの時は表示されました。

『おまかせ広告』の使い方や設定方法
バリューコマース公式サイトTOPページにある「おまかせ広告」のページリンクから、特設ページへ進みます。
現状で利用出来るおまかせアフィリエイトリンクはバナー広告のみ、上記がその一部の抜粋です。好みのサイズを選択します。
次にカテゴリーを選択。
表示させたくないジャンルを除外したり、表示させたいジャンルを限定したい場合に便利です。ちなみに、私は全てチェックを入れました。
広告枠に名前を付けられるので、枠ごとに名前を設定しましょう。統計を取る時にどのバナーリンクからのクリック率・CV率が優れているか検証する際に必要です。
上記キャプチャ右側の「広告タグ作成」をクリックします。
そうすると「JavaScript」と「広告タグ」が生成されますので、このコードを自身のwebサイトに貼り付けて広告を表示させる事になります。
「JavaScript」タグの貼り付け先
自身のサイトのheadタグかbodyタグ内にコードをコピペ
「広告タグ」の貼り付け先
自身のサイトで広告を表示させたい場所にコピペ
個人的には「JavaScript」の貼り付けに関して、出来ればhtmlのソースは下手にいじりたくない派なので嫌な部分でした。
ワードプレステーマのアップデート時に更新リセットされてしまうので、アップデートの度にその都度記述しないと駄目かもしれません。(使用テーマや親テーマ子テーマ等によって条件は違いますが)
「広告タグ」を記事内やサイドバーに貼り付けるだけの作業であれば、もっと気軽に導入できるのに…と思いましたね。
個人的なレビュー『おまかせ広告』のメリットやデメリット
この「おまかせ広告」は承認・非承認の手順が割愛されている反面、この機能と提携している企業の案件しか表示されないというデメリットもありました。
主観的な所感ではありますが、主に表示された広告は以下のジャンルが多い印象です。
- wifiルーター
- ネット回線(光)
- 物販系の案件
記事内容と広告内容の整合性という面では、まだまだこれからなのかな?という印象を受けました。
これが例えば、バリューコマースが扱っている案件の○○%以上も「おまかせ広告」と提携とかになったらかなりの強みになりそうです。その都度承認申請を回さなくて良いという点が個人的には魅力を感じましたね。

まとめ
- 雑多なジャンルで一つの案件に定まらない様なwebサイト
- 記事数が膨大で1ページずつアフィリエイトリンクの貼り替え等が困難なwebサイト
- プログラム個別申請で非承認を食らうと困るwebサイト
- 自身のサイトにマッチする案件を模索しているwebサイト
- 初心者アフィリエイター
「おまかせ広告」については上記のwebサイト・運営者に向いていると感じました。
個人的には全バナーリンクを「おまかせ広告」にするのではなく、ある程度目に付く枠の1つをバリューコマース専用枠として設定してテストしていく方向性がベストかと思います。
しかし、ただでさえコンバージョンというのはハードルが高い作業ですので、バリューコマース側で選定してくれたバナーリンク1つでユーザーがクリック→成約までのアクションを起こすというのはどこまで上手くいくのか?
というのは疑問ですね。

やはり記事内での解説レビュー等でユーザーの警戒心理を解いてあげて、納得した上でリンクを踏んでもらいCVするというのが理想という事は変わりないと改めて実感しました。