アフィリエイトに夢を見てサイトを立ち上げたは良いが、全然稼げない…
こんな悲鳴を最近よく耳にしますが、今回は何故稼げないのか?について最新の分析情報を元にアフィリエイターの私が感じる事を述べていきます。
要点をまとめると以下。
- カードローンと言えば昔は高単価案件でアフィリエイトの王道だった
- アフィリエイターの最大の敵はGoogleではなく、法律規制にある
- カードローンに規制のメスが入ったので、爆死案件になった
こんな感じの内容になってます。
目次
アフィリエイトの王道ジャンルと言えば『カードローン』
アフィリエイターがwebサイトを作成するのは勿論お金が目的ですよね。
以前まではクレジットカードを含むカードローン案件というのは高単価の激戦区だった事は皆さんも既に周知の事実かと思います。
- SMBCコンシューマーファイナンス
- アコム
- モビット
- アイフル
- ノーローン
- 新生銀行カードローンレイク
- みずほ銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- 楽天銀行カードローン
- りそな銀行カードローン
- 三菱東京UFJ銀行カードローン
- 横浜銀行カードローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
- イオン銀行カードローン
- ジャパンネット銀行カードローン
- オリックスVIPローンカードBUSINESS
- 三井住友カード ゴールドローン
- セゾンMONEY CARD
- オリコ CREST
業者の数だけでも相当な情報量になってしまいますが、上記業者の案件を1サイトに網羅的にまとめあげる、比較する、そんなサイトがカードローン系のアフィリエイトサイトです。
稼ぐサイトだと月収300万円はいっちゃうのがカードローン案件にある’ドリーム’ですね。
カードローン即日融資への規制が決定した
2018年1月から個人向けの新規貸し出しについて’即日融資を撤廃する’との発表がありました。
理由や概要をまとめるとこんな感じ。
- 暴力団組織との取引排除の徹底
- 過剰融資への社会的なバッシング
- 審査がユルユルだった
- 多重債務者増加の歯止めとして
- さらには貸付自粛制度の導入も検討段階
金融庁が絡んでいるのでかなり強力な規制になりそうです。
メガバンク3行への立ち入り検査も開始
そもそも何が問題か?と言えば、個人が即日融資を受ける際にもほぼ無担保で容認されていたという点にあると思います。
メガバンクへの立ち入り検査については「きちんと審査してるの?」という部分を金融庁が調査する為です。
今後はきちんと支払い能力のある人間にのみ融資が許可される時代になろうかと見込まれます。
カードローン案件のCV率は30%ダウンの懸念
即日融資じゃなくても大丈夫っしょ!
というご意見の方も少なくないかと思いますが、アフィリエイトサイトは自社サイトにユーザーを呼び込む為に、もっと言えばGoogleの検索から契約意欲のあるユーザーを誘導する為に様々なタイトル・テーマの記事を用意しています。
Googleの予想ワードでもこんな感じで「カードローン 即日」が上位予想されている訳です。
私が独自調査を行なった限りでは、即日融資でオススメのカードローン会社を検索するユーザーの数は全体の3割程にまで及ぶと見込んでいます。
- 300万円⇨210万円
- 200万円⇨140万円
- 100万円⇨70万円
収益が下がるだけなら良いですが、最近のGoogleの傾向では公式サイトが上位表示されて個人サイトが1位を取りにくいアルゴリズムになっています。
多くの稼ぐアフィリエイターは『ずらしワード』なるものを駆使して、カードローンに興味がありそうな記事を執筆しますが、即日お金が欲しい人向けの記事がほとんど役に立たなくなる訳です。

初心者でもアフィリエイトで稼げるジャンルは?
実体験を元に稼ぎやすいジャンルを考察した結果。
- 転職
- 自動車査定
- 自動車買取
- レンタルサーバー
この4つは稼ぎやすいですね。
転職サイト
まず転職についてはパワハラやセクハラ、ブラック企業など自身の体験〜外注ライターの執筆難易度まで含め、かなり狙いやすいかと思います。
実際私も転職系案件には本当にお世話になってます。
無料会員登録だけで数千円とかですからね、検索ユーザーにとってもノーリスクで実害は発生しない訳です。
『ずらしワード』も駆使しやすいテーマと言えます。
自動車査定・自動車買取
車好きの方なんかだと『ずらしワード』を駆使して潜在的にコンバージョンに繋がりやすい検索ユーザーを集めやすいのが特徴ですね。
査定自体も無料で出せるのでユーザーの金銭的リスクがありません。本当に役に立つコンテンツや記事を通した提案から成約していくイメージです。
写真も車であればナンバーにモザイクをかけて自家用車を晒せるので、素材探しも楽かなぁと。
ただ、私の場合は車が趣味って訳じゃないので執筆していて苦痛に感じてしまって、知識も決して豊富ではないのでその点で挫折しましたね。
レンタルサーバー
SEO記事やブロガー情報、副業副収入、ゲーム…等々、切り込んでいく視点が意外と多いのがレンタルサーバーの特徴です。
ただし、有料サービスを成約させるという点でのハードルは前者の2ジャンルとは一線を画してますが、承認率なども高いので収益の安定性には大きく寄与してくれるジャンルです。
サーバー系はこのLastescapE(雑記型)でも実は貼ってます。
稼げるジャンルと稼げないジャンルの違いは?
無料会員登録だけで発生するジャンルはやはり激戦区で個人運営のサイトが上位表示させるにはハードルが高かったりするジャンルもあります。
個人的には『ずらしワード』の幅が利くジャンルかどうか?この辺を重要視しています。
あとは自分がそのジャンルについて深い知識を持っているか?もしくはある程度楽しみながら情報発信を積み重ねていけるジャンルなのか?初心者の方はこの点に留意して最初のサイトを作るべきかと思います。
冒頭の話題にもあげた『カードローン』などの様に規制などで下火になってしまいそうなジャンルも避けておいた方が良いでしょう。
まとめ
アフィリエイトで稼ぐ人の特徴…コツというのは、『ずらしワード』でいかに購買意欲のあるユーザーを集客するかという点に尽きます。
例えば転職サイトに登録してくれそうなユーザーだったら、ブラック企業・パワハラのネタ記事なども収益性のあるずらしワード記事だと思います。
- 自分がそのジャンルに精通しているか?
- 『ずらしワード』の幅は狭くないか?
- 規制など法のメスが入りそうなジャンルか?
- 企業等の公式サイトが検索上位群を独占していないか?
この辺は念頭に置いておきたい所ですね。ひとまずカードローン案件は元々激戦区だった上にさらに即日融資が狭まるので、今後の伸びしろはあまり無いジャンルと言って間違いありません。
