普段はfeedlyにお気に入りのwebサイトを登録して閲覧しているんですが、feedlyって結構見逃しちゃいませんか?
と言う事で、自分専用のアンテナサイトを作っちゃいました!
参考「Reviewers(レビュアーズ)」
WordPressプラグインは「FeedWordPress」と「RSSimport」の2種類を実際に試してみたんですけど、非営利サイトだし著作権とか気になるし・・・
結果、「RSSimport」を用いたアンテナサイトにしました。
今回はアンテナサイトの存在意義〜作り方までを自分なりに纏めてみましたので、是非参考にして貰えると幸いです。
追記
プログラミング〜WordPress、PHP、CSSなどでつまずいた時に助け舟を送ってくれる貴重な無料コミュニティサイト。無料でエンジニアに質問出来るQ&Aサイトなんですが、凄い使えます。
目次
アンテナサイトの存在意義とは?
アンテナサイトは沢山のwebサイトの投稿記事をRSSを用いて自動取得&一つのサイトに一元化したハブ的な役割を果たしています。
複数サイトの更新状況を一目で確認出来る
これがアンテナサイトの原点だと思います。feedlyとかだと一回流し読みすると既読が付いてしまうので、じっくり読んでおきたい記事を見逃しちゃったりするんですよね。
しかしこのアンテナサイト、最近じゃ2ちゃんまとめサイトのアフィリエイター達が乱用する様になりました。上記の図の様に他のアンテナサイトと連携してユーザーを身内だけでたらい回してアクセス数を稼ぐ。そして収益を稼ぐ。
こんな使われ方が最近のアンテナサイトの動向です。

《2017年〜2018年の現在》新規のアンテナサイトは稼げない
アンテナサイトにも大手〜零細まで数え切れない程に乱立しているのが現状ですが、既に市場は成熟していて新参者がアンテナサイトで稼ごうと思っても難しいのが現状です。
そもそもアンテナサイトってそんな沢山存在する意味が無いんですよ。
沢山のwebサイトの更新状況を一目で確認出来る根本的な観点で言うと、アンテナサイトはそもそも沢山存在すべきでは無い事は言うまでもありませんよね。
しかも既に大手アンテナサイトが市場をガッチリホールドしちゃっているので、よっぽどじゃないと新参アンテナサイトは淘汰されるのが自然の摂理です。
つまり!今からアンテナサイトを始めようと思っても収益化は中々難しいって事です。

WordPressプラグイン「FeedWordPress」の使い方
「FeedWordPress」を私が正式採用しなかった最大の理由は著作権の問題です。「FeedWordPress」の特徴を箇条書きにしてみます。
- このプラグインが誕生した根本的な背景はおそらく「他サイトの全自動パクリ」
- 悪用すると他サイトのコンテンツを自サイトのコンテンツとして丸パクリ出来てしまう
- 勿論使い方を気を付ければ他サイトへリンクを飛ばすアンテナサイトは作れる
使い方を誤ると著作権法に一発で抵触してしまう危険なWordPressプラグインなんです。
それを踏まえた上で使い方の説明を加えていきますね。
Syndicated sites
まずはFeedWordPressをインストールして有効化。そうするとダッシュボードに以下の項目が出来ています。
「Syndicated Sites」ここをクリックしましょう。
そうするとこの画面になります。「New source」の部分にRSSで自動取得したいURLを入力します。
「Add」をクリック。
「Use this feed」をクリック。
そうするとRSSを取得してくれる画面が表示されます。「今すぐ更新」をクリックするとそれだけで自サイトの投稿に全て反映されます。(されてしまいます。)

ここで「Syndicated Sites」で出てくる英語表記のボタンを解説します。
- Update feeds now/更新ボタン
→設定した他サイトの最新記事を手動で更新
- Syndicated sources/New Source
→登録したいwebサイトを入力するとRSSが自動登録される
- Update Checked
→項目をチェックしてクリックすると最新情報を一括取得
- Unsubscribe
→削除したいURLを消す
次はこの項目。
「Feeds&Updates」について解説。
Feeds&Updates
この画面に出てくる英語表記の各項目については以下。
- Feed information
→登録した他サイトのRSS/URLに関する設定。デフォルでOK。
- Update Scheduling
→RSSの取得条件(手動/自動/更新頻度)を設定
→「automatically check for updates before pages load」を選択する
→更新頻度はデフォルトでは60分、サーバー負荷を加味すると頻度を適度に落とすと良い
- Update Posts
→他サイトが更新変更された際に自サイトを自動変更するかどうか(Yes/No)
- Advanced Settings
→「Fetch Timeout」…RSS取得の最大読み込み時間、デフォルトでOK。
→「Allow Feeds to Delete Posts」…他サイトが記事を削除した時に自サイト記事を削除するかどうか
次はこの項目。
「Posts&Links」について解説。
Posts&Links
この画面で出てくる英語表記の項目については以下。
- New posts
→取得した記事を即時公開するか下書きにするか選択。
→「Publish syndicated posts immediately」は即時公開
→「Save syndicated posts as drafts」は下書き
- Updates posts
→他サイトが更新時に自サイトも更新するかどうか。デフォルトでOK。
- Permalinks point to
→取得したRSSをどの様に投稿するか。
→「The copy on the original website」…外部リンクとして投稿
→「The local copy on this website」…自サイトのコンテンツとして投稿
次はこの項目を解説。
「Authors」について。
Authors
- Unmatched authors
→取得した記事の投稿者を誰に設定するか。デフォルトでOK。
次はこの項目を解説。
「Categories&Tags」について。
Categories&Tags
- Match feed categories
→取得時にカテゴリーとタグを取り込むかどうか設定
- Unmatched categories
→「Create new カテゴリー to match them」…カテゴリーが反映
→「Create new タグ to match them」…タグが反映
→「Create new フォーマット to match them」…フォーマットが反映
→「Don’t create any matching terms」…反映しない
次はこの項目。
PerformanceとDiagnostics
いずれもデフォルトでOK!
ここまでがFeedWordPressの使い方でした。
本当に気をつけて設定しないと丸パクリのスパムサイトの出来上がりになってしまうので注意しましょう!
WordPressプラグイン「RSSimport」の使い方
執筆モードはビジュアルではなくテキストでコードを記載していきます。
[RSSImport display="30" feedurl="http://feedproxy.google.com/web-tan" date="true" date_format="n/j H:i" before_date="<date><small>" after_date="</small></date><br />" target="blank" start_item="" end_item="<hr>"]
↑コードのサンプル
RSSimportはカスタマイズ次第で相当イジれちゃいます。カスタマイズコードの一例を紹介しましょう!
display | 表示する記事の数(Default:5) |
feedurl | RSSのURL |
before_desc | 説明文の前につける文字列(Default:””) |
displaydescriptions | 説明文の表示 True:表示する (Default:False(表示しない)) |
after_desc | 説明文の後ろにつける文字列(Default:””) |
html | 説明文にHTMLタグを含めるかどうか。True:含める (Default:False(含めない)) |
truncatedescchar | 説明文の文字数(Default:200) |
truncatedescstring | 説明文を切り捨てたあとの文字列(Default:” … “) |
truncatetitlechar | タイトルの文字数(Default:50) |
truncatetitlestring | タイトルを切り捨てたあとの文字列(Default:” … “) |
before_date | 日付の前につける文字列(Default: <small>) |
date | 日付を表示するか。True:表示する (Default:False(表示しない)) |
after_date | 日付の後につける文字列(Default: </small>) |
date_format | 日付のフォーマット |
before_creator | 投稿者の前につける文字列(Default: <small>) |
creator | 投稿者を表示するか。True:表示する (Default:False(表示しない)) |
after_creator | 投稿者の後ろにつける文字列(Default: </small>) |
start_items | リスト全体の前に表示する文字列(Default:<ul>) |
end_items | リスト全体の後ろに表示する文字列(Default:</ul>) |
start_item | リストの前に表示する文字列(Default:<li>) |
end_item | リストの後に表示する文字列(Default:</li>) |
target | リンクのターゲットを設定。使えるのは「empty」「blank」「self」「parent」「top」(Default:empty) |
rel | rel属性を設定。使えるのは「empty」「nofollow」「follow」(Default:empty) |
- 半角英数字で記述する
- テキストモードで記述する
- 固定ページや投稿ページに書き込む
- RSS専用URLを入力
注意点は4つだけですね!最初は理解するまで手際悪かったんですけど、慣れると流れ作業の様にやれました。
RSS専用のURLは以下のwebツールサイトでサクッと検出しましょう!
フィード(RSS)を取得するツール
参考https://berss.com/feed/Find.aspx
このサイトのおかげで随分効率的に作業出来ましたよ!本当に便利です。
フィードを調べたいURLを入力。
はい、出ました〜!これを上記のコード記述例の赤字部分に入力します。
そうすると・・・
こんな感じで完全自動でタイトル+リンクを自動更新してくれます。

RSSimportで作ったアンテナサイトをカスタマイズ
実はキャプチャで紹介している様な私のアンテナサイトの様に綺麗に表示させるにはCSSをカスタマイズする必要があります。
と言っても、CSSにコピペで一発OKです。
ul{
padding:0px !important;
}
.post-meta{
display:none;
}
#body{
margin:0px !important;
}
.entry-title{
margin-top:0px !important;
}
#main{
padding-top:0px !important;
border:0px !important;
}
.stb {
border-bottom: double #F4A460 3px;
font-size: 1.3em;
position: relative;
padding: 0 .5em 0em 1.3em;
border-bottom: 2px solid #99CCFF;
margin-top:30px;
}
.stb:after {
position: absolute;
top: .2em;
left: .2em;
z-index: 2;
content: '';
width: 16px;
height: 16px;
background-color: #99CCFF;
-webkit-transform: rotate(45deg);
transform: rotate(45deg);
}
.stb a{
color:#000000 !important;
text-decoration:none !important;
}
.stb a:hover{
color:#cc0033 !important;
}
.stb a:visited{
color:#000000 !important;
}
a:-webkit-any-link {
text-decoration: none !important;
color:#4682B4;
cursor: auto;
}
a:visited{
text-decoration: none !important;
color:#808080;
}
#breadcrumb{
display:none;
}
ul{
line-height:1.1 !important;
margin-top:5px !important;
}
date{
line-height:1.3 !important;
font-size:0.8em !important;
color:#808080 !important;
}
.font1{
line-height: 1em !important;
font-size:xx-small;
}
#site-description {
font-size: 0.5em !important;
line-height:0.8em !important;
}
#main .widgets {
margin-top: 0px;
margin-bottom: 0px;
}
あとはプラグインも編集します。
- ダッシュボード
- プラグイン編集
- 編集するプラグインを選択
- WP-RSSimport
- 選択
- そして以下の部分を書き換え
$echo .= '<a' . $target . $rel . ' href="' . $href . '" title="' . $atitle . '">' . $title . '';
if ( isset( $pubDate ) && $date && '' !== $pubDate ) {
$echo .= $before_date . $pubDate . $after_date;
↓これを…
if ( isset( $pubDate ) && $date && '' !== $pubDate ) {
$echo .= $before_date . $pubDate . $after_date;
$echo .= '<a' . $target . $rel . ' href="' . $href . '" title="' . $atitle . '">' . $title . '';
これに書き換えます。
この作業により日時の表示箇所が右端から左端になり、自然なアンテナサイトっぽくなりますよ。
まとめ
完全な自己満足でアンテナサイトを1個作り上げた訳ですが、個人的にはReviewers(レビュアーズ)にはマジで珠玉のサイトだけを詰め込んだつもりです。
気になる人はチェックしてみて下さい(笑)あとはこのサイトに登録したいって人が居たらフツーにお受け致します。
追記
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